従来機とは比較にならない
超高精度デジタル処理

 MICRO-NC(以下NC)の出現によって、ストラクチャーの世界は大きく進化しました。簡単に言えば、その違いはアナログとデジタルの違い。アナログ式の従来のマシンでは考えられない精巧な処理を実現し、しかもそのパターンは無限に作ることが可能です。これにより、乗り手のレベル、滑走スピード、種目的特性、様々な気象条件にピンポイントで対応するストラクチャーを作ることができるようになりました。このため、現在の世界のトップシーンでは、もはやこのマシンなしに戦えないとさえ言われています。

創造力の数だけ
パターンメイクが可能

 NCが作り出すストラクチャーは創造力の数だけ存在します。リッドでは、その膨大なストラクチャーパターンを5つのスタイルに分類し、ユーザーのレベルや使用する環境、条件等を考慮しながら組み合わせています。

NCによるストラクチャーパターンの種類

基本パターン

ツリー(TR)
水分の排出性に優れるため、ダウンヒルのような水分がたくさん発生するスピード系種目や、水分の多い雪質に適したパターン。センターの位置を左右にオフセットすることも可能です。


ウェーブ(WA)
水分の排出性と保持の両面がほどよくバランスされるため、低速種目からスーパーGあたりまで、オールラウンドに対応します。


ダイアゴナルクロス(DC)
斜め模様の角度を変えることで、回転性や直進性を強調でき、万能型のストラクチャーです。


アレンジ用のパターン

リアルライナー(RL
水分を保持するためのストラクチャーで、低速で水分の発生が少ない種目や、低温で乾燥したバーンコンディションのときに基本パターンと組み合わせて使用します。


ダイヤモンド(DM
基本パターンやアレンジドパターンの上にかぶせて使用することにより、パターンと雪とのマッチング範囲を拡げる効果があります。


アレンジドパターン

セパレート(??/??/??
パターンを縦にセパレートしたもので、水分の排出量と保持量をコントロールするもの。主に高速系・ドライ系で使用します。


ミックス(??+??
ふたつのパターンをミックスして刻むことにより、それぞれの特性を融合し、マッチングに幅を持たせようとするものです。


 これらのパターンを組み合わせることによって、ひとつのパターンでは合わせにくい設定でもうまくマッチングさせることが可能になります。また、パターンは同じでも溝の深さや角度などによって、水分のコントロール機能を意図的に変化させることも自由自在です。

 次のページでは、実際にどのような設定を行うことが可能かについてご紹介します。


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